2015年9月20日日曜日

9月19日(土) FYM街宣

 FYMの街宣に参加。
 
 若者たちが強行採決に怒っていました。

 そして、闘いは今から始まると口々に叫んでいました。

 今から、日本の民主主義が始まると。

 彼らのリレートークから印象の残った言葉。

 「街宣していて罵声を浴びせられることがあるけど、理想を唱えることが悪いことなのか?」と。

 世界中の若者たちが平和を唱える。
 
 憲法9条は、この理想を求めているのだと。

 彼らの声を聞いていて、学生時代に読んだ戦没学生 の手記『聞けわだつみの声』の一文を思いだしました。




 22歳で戦死した早稲田の学生が残した一文です。

 「今の生活に都合が悪いからといって、批判をすてたなら、かえって、ほんとうの幸福をうしなうことになると思います。それがわたしたちの教養というものではないしょうか。大きく一国とか人類の立場からいえば、それは学問です。教養のない国がどうして立派に幸福に、なれるでしょうか」。

 理想を求めるからこそ今の政治を批判する。それが教養であり、学問なんだと。

 あらためて、学問とは何かを教えてもらいました。

 FYMの学生たち、ありがとう。

(人文学部 教員)