2015年10月5日月曜日

10月3日(土) 力強い連帯のメッセージ

 安保法可決後すぐに力強い連帯のメッセージを頂きました。声明世話人よりお送りしたメールへのご返信でしたが、署名を頂いた皆様にもお読み頂きたく、ご本人にHPへの掲載をお願いし、ご了解を頂きました。

 呼びかけ人の考えで、お名前は伏せさせて頂きました。

 ※本文中「本日」とあるのは9月20日です。

福大有志の皆様 

 法案段階にて署名をしておりました、元法学部教員です。

 本日、学士会館にて行われた、学者の会100人記者会見に、現職中央大学教員及び旧福岡大学教員(心の中で)として参加して参りました。

 以下のことを、是非伝えたい。
 
 これまで私たちは守勢であったけれども、これからは攻める側であることを。

 あらゆる手段を用いて、この戦争立法の執行を阻止し、廃止に持ち込むことを。

 真の民主主義、立憲主義を、憲法を取り戻すことを。

 「終わってんなら、始めるぞ」

 SEALDsのこの言葉ほど、今の私たちに相応しいものはない。

 今、日本の民主主義は始まった。

 今ほど、これまでの知の集積の本価が問われることは、きっとない。

 知を見下し、平然と無視するような政治には、積極的に反対の声を上げ、具体的な方策を実行していこう。

 アジアの玄関・福岡から、発信できることは沢山あるはずです。

 福大教員有志に、そして九州の大学の連携に、心からエールを送ります。

 私の心は、皆様とともにある。

元・福岡大学法学部教員(現・中央大学法学部准教授)