安保法可決後すぐに力強い連帯のメッセージを頂きました。声明世話人よりお送りしたメールへのご返信でしたが、署名を頂いた皆様にもお読み頂きたく、ご本人にHPへの掲載をお願いし、ご了解を頂きました。
呼びかけ人の考えで、お名前は伏せさせて頂きました。
※本文中「本日」とあるのは9月20日です。
福大有志の皆様
法案段階にて署名をしておりました、元法学部教員です。
本日、学士会館にて行われた、学者の会100人記者会見に、現職中央大学教員及び旧福岡大学教員(心の中で)として参加して参りました。
以下のことを、是非伝えたい。
これまで私たちは守勢であったけれども、これからは攻める側であることを。
あらゆる手段を用いて、この戦争立法の執行を阻止し、廃止に持ち込むことを。
真の民主主義、立憲主義を、憲法を取り戻すことを。
「終わってんなら、始めるぞ」
SEALDsのこの言葉ほど、今の私たちに相応しいものはない。
今、日本の民主主義は始まった。
今ほど、これまでの知の集積の本価が問われることは、きっとない。
知を見下し、平然と無視するような政治には、積極的に反対の声を上げ、具体的な方策を実行していこう。
アジアの玄関・福岡から、発信できることは沢山あるはずです。
福大教員有志に、そして九州の大学の連携に、心からエールを送ります。
私の心は、皆様とともにある。
元・福岡大学法学部教員(現・中央大学法学部准教授)